2007年12月25日火曜日

愛車

 ずっと、ロードレーサーといわれるタイプの自転車に乗り続けている。六年前に京都に越してきた時に人から譲り受けたものだ。IWAIという九州の知らないメーカーが作った自転車だった。スタンドがついていないので、駐車する時もたれる壁が無いと倒れてしまう。スタンドをつけてもらって、なんとか乗れるようにした。もちろん今の店頭に並ぶロードとは比べ物にならない前時代的産物だが、見た目よりもずっと乗りやすいし、ストイックな印象が気に入ったというか、以来なかなか手放せない。(写真参照。)

 乗っているうちにだんだん分かってきたのは、この自転車は間違いなく中古で、老朽化した部品を交換したり、修理がいろいろと必要ということだったが、それはその時点でわかるものではなくて、今思えば、あの時に10万だして新品を買った方が実は安くついたかもしれないと後悔しているわけである。でもここまで直したからには、あと五年くらいは乗らないと元がとれない。

 今回修理したのは、フロントのリム、(ハブが駄目になっていた)とBD(ペダルの軸)、リアのスポーク、後輪ハブのグリースアップ、ペダルの交換、前後のタイヤ交換である。うう〜。まさか。こんなに出費するはずでは・・・。今年はすでにブレーキもワイヤーごと替え、ギヤとチェーンを替え、サドルも新しく買ったのである。ああ、こんなにボロボロだったかと。油断していたというか、もう何
も起こらないでほしかったのだが・・・。もうパンクとかは絶対勘弁してほしい。


 唯一、いまんとこ交換せずに残っている部品は、ペダル回転部と、リアのリムとフレームだけだ。それが、この時代遅れのロードに付けるリムはもう残っていない、とチャリ屋に言われたのだから、もし後ろのリムがつぶれた時ははっきりいってお手上げである。もうこれとはサヨナラしなくてはいけない。もしリアを替えたらギアからチェーンから足まわりを全部変えなければ。いやだいたいフレームの幅が合わないのだ。救いようがない。

 そんなわけで、あと余命幾ばくかもしれぬ愛車だが、リフォーム後、とりあえず乗り心地に関しては、大分すばらしい。トレビアぁーン、だす。乗れば琵琶湖まで走っていきたいよな気分。だからこの際ハンドルの赤テープも巻き直して、なんだか新車気分。以上!。

2007年12月22日土曜日

肩いたいですわ

なんか、最近たまにですけど右肩が痛いんですよね・・、そんなイタなるほど弾いてないんだべが。
ちょっとフォームの改造とかしたからかもしれない。爪も全部きっちゃったしね。もっと練習したいのに、やる気が削がれました。

ところで、雨降って、さむいです。風とか気いー付けましょう。わし冬、大嫌いですさかいに。。

2007年12月19日水曜日

虫は?

 こんばんわ。

 まいど、住居移転後の近況についてです。話題が引っ越しのことばかりになってしまって恐縮ですが。ま、それ以外に話題の乏しい著者なので笑って許してください。というわけで(何がというわけでだ)、ま、写真一枚だけでは分かりにくいですが・・・一応御覧の通り、ほぼモノが収まるべき場所?に収まった状態に、落ち着く限りの居所をやっとこさ探し当てたという感じでしょうか。


 ゴミなのかゴミでないのかすら分からないけど一応捨てずにあるといったような、価値の限りなくゼロに近付いたものばかりを選びに選び抜いてこの六畳プラスαのワンルーム内に取り揃えてあるわけでございます。でももちろん無駄に置いてあるわけじゃないですよ。いいかえれば過去を捨て去り、新しい未来へ羽ばたこうという希望がつまったもの(言い過ぎたか)かもしれない。たとえゴミの運命を辿ろうとも、明日あさっては、誰かれぞ知る由なし。おっと、道草を食い過ぎました。今回のメインテーマは、「新居には虫が居ない」です。前住んでたところが、左京の黒谷さんという、結構自然に近しいとこにあったわけなんですけど、本当にうっとうしい位虫がたくさん居ましたよ。なんせ。ウチと蟻の巣が直通でしたから。いうなれば穴だらけ。

 入ってくる虫は大小様々。羽の生えたのやら、足の多いのやら。やたらでかいのやら、すばしこいのやら。そんなワンダーランドでありましたが、特に目についたのはやっぱり小さめのクモですかな。たぶんダニとかをバリバリと捕獲してたんだと思います。ほんまよくいたんです。一日に1匹くらいは絶対お目にかかってましたし。で、今度の引っ越しでたぶんダニもクモも家財一式と一緒に越してきた筈なんですけど、なぜかあまり見かけません。やっぱ冬だしかな。ちょっと寂しいです。実はクモ好きなんですよね。あの家にゃー、クモのどでかいのがうろうろしてました。いわゆる巣を張らないタイプのクモなんですけど、ほんとにたまにですけどビッグな奴、結構みとれてしまいました。懐かしいなあ。春になってあったかくなったら、またそれとなく出てきてほしい。みたいな。

 こんな日記いらんかったですかね?!ええと、次からその、前の住まいだった通称「ガイジンハウス」のことを少しずつ回想しながら、ぼつぼつ書いていきたいです。たぶんほんとうです。お楽しみに〜。

2007年12月14日金曜日

ギター宙づり


何か寒いですね。エ、引っ越しですか?色々大変ですよ。いろいろ買い物したりしなきゃだし。あと道に迷ったり。そうそう、こないだNHKの集金屋?の訪問受けましたよ。アンテナつけてなかったから追い払ったけど。またくるんだろうな。NHKキライ。

自転車ですか?壊れましたよ。修理2万かかりますよ。おまけに部品は取り寄せですよ。ちくしょー。タイヤ変えたばっかで、それっで金出てったばっかやのに。稼いでたら別にいいけど、なんともひもじい。懐もひえこむばかりどす。

 部屋ですか?ほぼ片付きましたよ。あとは、家具作るだけですね。みてろ。
とにかく引っ越しの峠は完全に超えたので、あとはひたすら楽しいです。出費以外は。
あー、あとカーテン買わな〜〜

2007年12月11日火曜日

とりあえず引っ越しました



さて、前回の続きです。先週の土日で市内の千本寺之内というところに引っ越しました。いわゆる西陣です。住所の名前がやたら長くてまだよく覚えられません。荷物は、ほぼ運び終わりましたが、まだ残っています。部屋の中も半分くらい整理しきれていません。はやいところ終わらせたいのですが、怠惰でしかも要領の悪さの性か、なかなか進みません。そうだ、役所とかいろんなとこに住所変更申し出しなくては。自転車も修理に出さなきゃだし、コーナンで買い物せな。肝心の?ギター練習もほとんど出来なてない状態。これぞ貧乏ひまなし。なんか山積みだし。あせりまくり。うわ外、雨降ってるし。最悪や〜〜。くそー。酒飲んで寝たい・・・。以上、現場から中継でした。それではまた来週。

2007年12月2日日曜日

引っ越しだ!

 えー、一般的に、自分の引っ越しについて語る時、普通の人ならば「引っ越しました!」みたいなタイトルで、荷物はとうの昔に運んであって既に住所変更とかもして、「ついでに家具も新調しました」とかの軽い自慢もまじえて、なんかバタバタしたけど今はだいぶ落ち着いてきました、新しい環境にがんばって慣れていこうみたいな意気込みで締める、って感じだと思うんですけど、私の場合は、明日から引っ越しなのに、まったく何にも手を付けていない状態で、そんなんで書きはじめたので、当たり前だが「やったぞ!」という達成感はいまだなく、出来事やトピックというより「え、ほんまに間に合うんか?!」といった疑問というか一抹のスリルを、記念に書き留めておきたいといった願望のもとに成立したものであります。だいたい、よくありますよね。「明日テストだけど、なんもやってへん、どないしよ〜」みたいな。いわば泣き言日記ってやつ。ま、実を言うとどこから手を付けたらいいのか分からず、軽いパニックって言うところかな。いや、冷静に分析してる場合じゃないし。まーまだ時間はあることだし。徹夜してがんばろ。また、この続きは一週間後に。

2007年11月18日日曜日

ヒバーチ

 本で読んだ話なんですが、英語で「ヒバーチ」という言葉があるみたいなんです。ヒバーチ、これは何をさす言葉かというと、なんと七輪のことなんです。七輪といえば日本で最もエコでポピュラーなアウトドア簡易調理器具ですが、なんだか思い出しませんか?ヒバーチという語感が日本語の「火鉢」に似ています。これ、実はまったくそのとおりで、どっかのアメリカ人が、日本から輸入した七輪のことを間違ってそう覚えてしまったということなんです。これは向こうの辞書にもちゃんと載っている普通の英単語で、もちろん「ヒバーチ」はアメリカン・アウトドアライフを送る上での定番グッズだという。それにしてもなんか、むずがゆい話です。大昔に何かの勘違いがあったにちがいありません。じゃあ、火鉢のことは「シチリン」とでもいうのでしょうか。??その辺りも気になります。

 私は、とくにアウトドア大好き人間ではありませんが、冬になると七輪で炭を燃やして餅とかたわいのないものをいろいろ焼いたりして楽しんでます。部屋の中でも余裕です。(一酸化炭素が出るのでちゃんと換気はします)暖もとれるし。煙も出ません。しかも癒されます。いわゆる、インドアヒバーチ派ですね。←今作りました。

 燃料は白炭です。大事に使いさえすれば、炭は割と安価です。なによりエコです。長もちする炭はかたい炭です。東南アジアから輸入されるようなやわらかい炭は、火持も悪くなにより森林伐採のタマモノです。出来れば国産の白炭にしたいところです。七輪は、いまでも能登で生産されている「切り出し七輪」が有名なので、それを買いました。いいですよー、炭。みなさんもぜひ。今度、写真アップしまーす。

2007年11月13日火曜日

土屋アンナすげー

 土屋アンナがNHKの番組「トップランナー」でゲスト出演してました。土屋アンナはすごいです。まえから映画とかで知ってたんですけど、彼女の魅力はなんといっても素の顔ですね。一言では言えませんが、すごいナチュラルな感じなんですけど、中性的で、素直で、天然じゃないけどざっくばらんで分けわかんない感じが素敵です。番組中、一番すごかったのが、土屋アンナがホストに「女優業が嫌いな理由はなんですか」と質問されるんですが、素で「待ち時間が長いんだもん」と答えるんですね。映画の主演女優なんて出来るだけでも感謝しろみたいな空気なんか関係ないんでしょうね。そいでホストが二人ともあぜんとしているのを見て、「だいじょうぶ〜?(笑い)これ、使えんの!?」とプロデューサーに逆に質問したりしています。悪気がまったく感じられません。本当にそう思ってるんですよね。とても痛快で会場も、ホストも、私も笑うしかありませんでした。自由なんだな〜

 アメリカ人とのハーフで、好物はエイヒレで、なんと子供ひとり、生んでるらしいです。土屋アンナの人生の80%は音楽で、残りがモデル業なんだそうです。英語はほぼ喋れないそうですが、英語の歌詞の意味が分かんなくても別にいいじゃん、歌ってて何言いたいかが分かれば、というスタンスに励まされました。ビジュアル系だと思って多少ケイエンしていたんですが、自分の中で一気に彼女のイメージが良くなりました。なんかどっかでロシア大使関係の副業やってるって聞いたんですけど、ロシア人のハーフじゃなかったんですね。

 さっきNHKを見ていたら、イタリア語会話教室のホスト?をつとめていました。ハーフだし顔とか特徴があるからわかりやすい。結構、様になっていました。みてると元気でますね。見ててうっとりするとかじゃないし、癒し系でもないんですが。

2007年11月6日火曜日

The Insects Unlisted Onthe Encyclopedia

 11月某日、三木聡監督の「図鑑に載ってない虫」(http://www.zukan-movie.com/)を見た。長編映画としては監督作「ダメジン」「イン・ザ・プール」「亀は意外と速く泳ぐ」に次ぐ四作目に当たる。内容はというと、ドラマの時効警察や、監督作四本のうち一つでも見たことがある人ならばほぼお分かりと思うが、あいかわらずだった。これのキャッチコピーが「禁断のコメディ」。ああ、こんなんで四本もとっちまってホンマに。

 そういう内容なので、京都では夏頃に京都シネマで一週間ちょいくらい上映しただけだったので見逃してしまっていたのだか、ラッキーなことに何故か・・いまごろ「滋賀会館」というRCSみなみ会館の姉妹映画館で見ることが出来た。映画の見どころは主演の伊勢谷ユースケ、菊池凛子、そんで松尾スズキらお馴染みユルユルのメンツだろう。たぶんほんとうにどうでもいい内容なんだろーなーと思いながら行ったのだが、予想をこえる下らなさ、しょーもない内容、不条理ギャグに頭がはげるかと思いました。

 滋賀会館へは以前一回だけ行ったことがあったのだが、そのとき行き方がはっきりわからなくて時間にギリギリだった教訓を生かして、多少早く出たのだが、今回はもっと大きなミスをしでかした。三条京阪の駅から滋賀方面にでる地下鉄(東西線?)に乗り、山科でJRに乗り換える。そこから一駅で大津につくはずだった。しかし私がついた駅は「西大津」。なぜ?! それは、湖西線と琵琶湖線を乗り間違えたからだ。大津に行くのは琵琶湖線。西大津で唖然としてから、駅員に大津への行き方を尋ねたが、あと五分で上映がはじまるというのに、いまから湖西線を待って山科へもどり、そこで琵琶湖線が来るのを待ち大津駅前の映画館に歩いてむかっていたら何分かかるかわからない。

 一瞬帰ろうかと思ったが、やっぱりそんなのはバカバカしいと思い、そこで降りて客待ちのタクシーを拾った。運転手が10分で着くと言ったからだ。実際は、競艇が終わった後の駐車場からでてくる車の波に飲まれて13分かかったが。運転手はずいぶん言い訳していた。朝っだったらね〜。空いてるから六、七分だよ。とか。タクシー代は1250円だった。映画のチケット代はRCS会員なので千円。(高くついた)まあ、でも案外早く着いたと思った。映画は本編のまえに予告編が必ずあるから、少しくらい遅れても大丈夫と思った。でも、主人公の上司役である水野美紀編集長を見ることが出来なかった。畜生。

 映画が終わり、映画館から大津駅まで数分の道を歩きながら、ここまで来るのにかかった交通費とチケット代を頭の中でざっと計算し、さっき見た映画の内容を思い返しながら、ここまでして見るべきものだったかどうか冷静に考えてみたが、ついに結論は出なかった。

2007年10月29日月曜日

CAFE MAAM

 川端今出川をちょっと下がった所に、ライブのあるカフェ「マアム」があり、用事の次いでに初めて寄ってみました。あるってことはまえから知っていて存在はずっと気になっていたんですけどね。なんとなく行きずらかったんですよね。。イヤーほんと友達少ないんですよ(T T)。で、マスターと話してみたんですけど、かなりいい人っぽかったです。

 演奏されるのはカントリーとかジャズとかロックとかハワイアンとか、とにかくオールジャンルだって言ってました。だいたい週に1.5の割合でやっているそうです。なんで月に六回くらいって言わないんだろ。JBLのでっかいスピーカーが目立っていました。

 すぐとなりに不動産の長栄ホームがあり、そこにいく用事だったのに、なんか担当の社員がなかなか帰還せず、結局すっぽかされました。マイガー。おぼえてろ。(後日談あり)

2007年10月26日金曜日

敵討ち法成立

「フリージア」玉山鉄二 西島秀俊 つぐみ

 たしか昨年、京都シネマで劇場公開されていたが見逃していた「フリージア」(2006)をレンタルした。監督はあの熊切監督である。あの熊切監督と言えば「鬼畜大宴会」のあの人に他ならない。鬼畜大宴会を知らない人は、あなたがもし映画好きを自称するなら通っておきたい作品である。鬼畜大宴会ほどのインパクトは与えないが「フリージア」もそんな感じの?期待を裏切らない作品に仕上がっている。登場人物は最低限で、お世辞にもストーリーも複雑とは言えないし、ミニシアター映画感は否めないが、演出の細部や、役者の演技など全体に力があり、ほどよい緊張感のまま最後までひっぱられる。邦画ではなかなか良い部類だと思います。でも世間では評判いまいちらしいです。なぜ。。?

 あとここ半年くらいの中で見た映画では、「トランシルバニア」(トニー・ガトリフ監督)や、「カオス」(邦題「女はみんな生きている」)、「ドレミファ娘の血は騒ぐ」(黒沢清監督)、「YYK論争/永遠の誤解」「出張」(沖島勲監督)、「ロジャー&ミー」(マイケル・ムーア監督)、「監督ばんざい」(北野武監督)、「マルホランド・ドライブ」(リンチ監督)、「マリア・フル オブ グレイス」(邦題「そして一粒のひかり」)「美女缶」、「悲しき天使」、「レニングラード・カウボーイズ/モーゼに会う」(ミキ・カウリスマキ監督)などが良かったです。あと今度、滋賀会館に「図鑑に載ってない虫」(三木監督)を見にいきたいです。上映中の「クワイエットルームへようこそ」(松尾スズキ監督) も棄てがたいですね。

 けっこう前だけど、みなみ会館で相米慎二監督オールナイトで「台風クラブ」「ションベンライダー」「お引っ越し」を立て続けに見た。かの有名な「セーラー服と機関銃」は無かったが、これはレンタルで十分な作品だなと、後で分かった。でも「ションベンライダー」はおすすめです。

2007年10月12日金曜日

閑話休題UP

2007秋 某日
 夜、うちのミウシャ(黒猫♀タイトルの写真参照)がでかいゴキブリを捕らえた。さすが動くものに過敏に反応する猫ならではの所作。たまに偉い。あくまでたまにだ。

我がネコの手にかかる前に、水死させることにした。何故かというとこの前、畳のうえで大グモを潰された経験が記憶に蘇ったからだ。

 とある日、いつものように銭湯から帰ってきて、部屋の明かりをつけると、ミウシャが満足げに大グモのバラバラ遺体を目前に眺めていた。さあみろ、どうだと言わんばかりに。 それは確かに格別な大きさの蜘蛛で、生きていればさぞ多くの獲物を捕獲したであろう、その長い足はそこらに四散し、胴体からは内臓が飛び出ていた。志し?半ばにして猫ふぜいに興味本位で惨殺された無念の思いがひしひしと伝わってくる。ついてないな、と思った。

 しかしミウシャの獲物はクモやゴキブリに留まらない。ガ、カマキリ、コオロギ、殿様バッタやヤモリなど多種におよび、昆虫カタログでもつくるのかという勢いだ。わざわざ見せびらかしに来るのが、可愛いようなうっとうしいような。そんな感じです、えぐい写真はなしです。

 引越しを考えているが、猫のこともあって、なかなか家探し計画が進まないこの頃。
ギター少し上手くなりました。あとまだ蚊がいます。

2007年9月23日日曜日

NYベーグル

 吉田神社北側、浄土町というところにある「カフェ・カリーニョ」という店が、ベーグルサンドのおいしいので有名である。久しぶりに立ち寄ってみたところ、ベーグルの仕入れ先が変わったのだと言う。NYでつくり冷凍され、日本へ空輸し、卸されたものだそうだ。大きさも変わらず、値段も据え置き。味も良かった。ただ、種類が少々違っていただけ。ベーグルはテイクアウトできる(具なしは冷凍)。今回食べたのはセサミとポピーシードである。ここのオーナーのKさんの旦那さんがカナダ人で、本物のカナディアン・ベーグルの味を知っているため、仕入れ先の選択にこだわりがある。日本でよくみられるパサパサの味気のないバッタもんベーグルとは全然ちがう。カリーニョではベーグルの他、ポルトガルの料理も提供しているようだがまだ食べていない。またレポートします。最近見ていないがハーフの娘さんはまだちっちゃくてとてもかわいらしい。


写真はトーストしたポピーシードに
マリボーチーズとトマトソースと
サラミハムを挟んだもの。
うまかったです。

店内では無線LAN FREEらしい。
WEB探してみたけど、無さそうでした。
それがまたいいんですけどね。

2007年9月14日金曜日

KNOCK OUT(CUBA)



Knock Out: Lazarito Valdes y Bamboleo & Manolito Simonet y Su Trabuco En Concierto
 今、キューバのメジャーなバンド形態で「ティンバ」というジャンルで活躍しているバンボレオとマノリートという二大巨頭(もう一つチャランガ・アバネーラがあるのですが)の競演によるライブDVD「ノック・アウト」をみました。CDとDVDのセットで2500円とお買得です。競演といっても、二つのバンドは一緒に演る曲は最後しか無く、(盛り上げです)おんなじステージでおそらく前後してやったものを編集してまとめたのでしょう。あまりみない珍しいライブです。「ティンバのガチンコ対決」とありましたけど、見る限り至って仲はよさそうでした。歌の合間合間にはいろんな関係者のコメントが入るのですが、みんなスペイン語で、字幕も英語なので分かりませんでした。

 キューバ音楽って、もっと単調なイメージあるけどすごい変わってきているんだなって思います。根本的なところは同じらしいんですけど。ちなみに私はバンボレオに一票入れます。ボーカルのタニアのカメラ目線がすごいんですよ。ライブですよ言っとくけど、プロモじゃねーんだぞ。びっくりしますよ。歌もうまいです。ついでに。それにしても、ああ、キューバ人てほんまに音楽にうるさそう。踊りとか含めて。キューバ人というのは、奴隷として連れてこられたアフリカ人の部族の中でも、もともと戦闘的な激しい気性だったらしいです。そういわれれば、こんな挑発的な音楽ないですよね。

 買ったのは輸入版なので、もしかしたらフリフリDVDプレーヤー必要かもしれません。うちのは最近買った中国製の奴で、再生いけました。でも中国製品はあれですわ。ここで言うことじゃないですが、まともじゃないのが多いので、まじ気をつけましょう。ソフトはもっと前に買ったのですが、ずっとDVDプレーヤー(前のやつMade in China)が不調で見れていなかった。

 ・・・あと本家ですが、いつのまにかアクセスが5000を超えていました。何も感慨がなくて困っています。

2007年9月8日土曜日

コンサートで寝る話

 どーも。実はこの前、ジスモンチのコンサートでもそうだったんですが、演奏中すっごく眠くなるんですよね。たいがい自分は行くのはライブというよりコンサート形式のばっかりなんですけど、そいっでソロなんですな。始まって30分すぎたらもう、襲ってくるんですよ、睡魔が。聞いてるともう、耐えられないです。必死で集中しようとするんですけど、非肉なことに集中すればするほど眠くなるっていう。曲が終わった時の周囲の拍手でびっくりして起きるんですけど。だから半分くらいソンしてるかもしれない。しかも恥ずかしいし。

 なんで寝てしまうんだろうというのは、これは推測ですが、プレイヤーの演奏があまりにすばらしくって、気持良くなって寝てしまうんだと思うんですけど。普段生の演奏ってほとんど聞かないじゃないですか。そんで意識を集中するわけですよ、それも長時間。椅子に座ってじっとしたままで。そしたら、やっぱり自己催眠みたいな感じで眠くなっちゃうんだろうなと。もう不可抗力ですよ。・・・でも、まわりの人は寝ていないみたいなので、この考えに対してまったく自信が持てない現状です。
以上。

2007年9月6日木曜日

SiCKO

michael moore監督最新作「シッコ」を見ました。今までで一番面白かったです。泣けました。さっそく、家に帰ってパソコンを開き、WEBをチェックしていました。ついでにmixiにアクセスした時、マイケルムーアのコミュに入っていなかったなと思い、検索したところ、マイケルムーアで関係するコミュは5件くらいしか無くて監督の専用コミュにも加入者は千五百人しかいないのを発見して、ショックを受けました。本当に人気ないんですね。あれだけ騒がれていても。

 映画の内容は、アメリカ合衆国における医療保険制度に関するものですが、映画を見る限りひどいものです。日本はまだいい方かもしれませんが、ほかの先進国とくらべて劣っている現状です。少なくともキューバよりずっと遅れていると言えます。SiCKO見ましょう。

2007年9月2日日曜日

イスタンブールのサウンド

Crossing The Bridge
http://www.alcine-terran.com/crossingthebridge/
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2582037

 ちょっと前ですが滋賀会館シネマホールというミニシアターに映画を見にいきました。「クロッシング・ザ・ブリッジ」という音楽映画(ライブ・ドキュメント形式)です。舞台はイスタンブールです。上映は夜のみで、単館なので、ガラガラでした。何にも知らずに見たのですが、内容はすばらしかったです。ただ、結構淡々と追い続けているので、音楽に興味の無い人にはきついかもしれません。私は、あのへんの、ヨーロッパとアジアの境界のよく分からなくなってる地域の音楽にすごく興味があるので大満足だった。あの辺は、どうも世界的にも融合の激しいところです。ブラジルにも似たような部分があります。当然トルコというとイスラム世界を連想すると思いますが、そんな単純じゃなくて、ぜんぜん違っているんだろうなと。何しろ単一民族?にはわかりづらい。
 イスタン、断然行ってみたくなりました。

(例えばこんな人が出てきます・・・「シヤシヤベンド」。彼らはバンドではない。むしろストリート音楽に情熱を注ぐ負け犬のギャングと言って良いだろう。彼らのステージはベイオーウルの路地、歩行者地帯と広場にある。そして通行人のほとんどが彼らの観衆となる。彼らにとって音楽は生計を立てる為のものではなく、開いたギターケースにどれだけ小銭が溜まるかは重要ではない。彼らがストリートで音楽を演奏するのは、 人々の無気力感を癒す為、そして、より良くより正当な世界のビジョンを広める為である。ストリートで演奏することによって、シンナーを吸っている子供から 地位の高い人にまで音楽を届けることが出来る。
彼らは争いの耐えない社会を打ち壊したがっている。路上では人々は目を見合わせ、出会うことが出来る。彼らは埃にまみれようとも、消費社会のメカニズムを 拒否する。彼らの音楽は気分によって変化する。ロックやジャズ風だったり、オリエントの民謡だったり、またはボブ・ディランのように聞こえるソングを歌っ たりもする。音楽が世界を変えることができるという確信が日々の葛藤を乗り越えさせ、彼らを生かしている。社会は彼らを寄生虫として軽蔑し、その才能を認 めることを拒否する。彼らは困難にも関わらず自分達の音楽を演奏し続けることしか出来ないのである。シヤシヤベンドとはメソポタミアの国民的英雄の名前。)

2007年8月26日日曜日

カスピ海ヨーグルト(グルジアヨーグルト)

 このヨーグルトが日本に流通しはじめてずいぶんと経つ。私も遅ればせながらこのヨーグルトの世話になってもう何年も過ぎた。一体いつ頃から流通しはじめたのだろうか。これは当初、口コミと手渡しだけで広がったため、市販されていなかったのはよく知られているところだ。我々は、「ヨーグルトは菌だけで繁殖する」という事実は、知識としては手に入れていたものの、実際お目にかかったことは無かったためそれを手にした時の喜びは、それは大きかった。このヨーグルトの最大の特性である「牛乳をいれ放置しておくだけ」とは、この現代社会において夢のような話。「え、タダなの!?」特に主婦らには大歓迎されたのだった。
 しかし、菌が手渡しで人から人へと移るため、一部において怠惰な環境に耐えられなくなった菌は、悪くなり、まずくなり、効力も低下するという現実に直面した。何か勘違いした誰かが魔法のヨーグルトだとかデマっぽい情報を流したのかもしれない。それがテレビなどでも取りざたされるようになったため、おそらくこの菌の最初の入手者である京大教授の家森氏がフジッコに依頼する形で、粉末状の菌が2パック千円という値で一般大衆に販売されることになった。少々高いけど、世の中にはまがいものみたいなのも多くまかり通っているので、ちゃんとしたものが売られているとこっちとしても安心である。また当然だが繰り返し使えて、それに人にあげる時に粉末状の菌はとても重宝する。

 それから、私はおそらく三回ほどその菌を購入した。やっぱり気温が低下する冬の管理が難しいため、油断して腐らせてしまうからだ。誤解しないでほしいのだが、この菌は決して腐りやすくない。というよりなかなか悪くならないのがこの菌の最大の特徴なのである。一週間放置後、空気に触れている上の方がちょっと黄色くなっていることがあるが、下の方は全然生きている。大切なのは見放さないことである。あとは愛である。
今私はこのヨーグルトを週一くらいのサイクルで作っているけれど、それをもう2年以上やって、まったく大丈夫。牛乳の質さえよければ幾らでも回復します。

 最近、まわりで聞く話で気になるのは、「月一回くらいで菌を交換しないとダメ」というのである。ああ、そんなバカな話があるだろうか。おかしい話だ、グルジア人のとこの菌が月一で交換しているわけがないだろう。そりゃフジッコの営業戦略に決まってるだろ。だって、ヨーグルトをたくさんの人が出来るだけ長もちさせようとすればするほど、菌が売れない。「繰り返し使っても、まったく衰えない」がこの菌の最大特性なのに。まさにこれが「矛盾」というんだな。ついでに言えば、ヨーグルト種は消毒した瓶にふたをして保存すれば一か月くらいは大丈夫。

 もうひとつ気になること。最近発覚したんですが、私がわけてあげ、人にあげた種や菌、もう全滅いたしました。

なんでやねん・・・・

2007年8月21日火曜日

EGBERTO GISMONTI LIVE

 東京でおこなわれたコンサート、ブラジルの超大物、エグベルト・ジスモンチ2007に行ってきました。前評通りのすごいライブでした。私は実はジスモンチの音楽性をよく理解しないままでしたって、いってしまった・・・ので、まわりの客席の人らが発する熱気(フィーバー)を感じながらすごい感動して帰ってきたんですが。でも、来て良かったです。東京中の名アコギタリストを一か所にあつめた、といった噂まで出ました。私はちなみに一人しか分からなかったです。もしかしたらハカセ太郎さんもいたかもしれませんでした。

 彼の音楽は一筋縄ではないので、どこがすごいかというのは一言では語れませんが、あれですよね、なんていうんでしょう。うーん。まあ、とにかくすごかったです。圧倒されました。恐いです。何か、完全に取り憑かれてましたよ、私も含めて客が。弾いてる最中。前半がギターソロ、後半がピアノソロだったんですが。どっちかというと異次元にトリップするタイプの音楽ですね。いやーやばいです。

 また、なんか感想書きます。

2007年8月14日火曜日

アルベルト城間みたいなー


 沖縄でディアマンテスというバンドを結成しているアルベルト城間さんのアルバムを買ってしまいました。今さらです。しかも中古で。ごめんなさい。

 この人のギター弾き語りスタイルはむちゃくちゃかっこいいんですよ。すげえラテンでね。もちろん歌もうまいんですけど。ずっと前テレビの音楽番組で見たんですけど、いまだに忘れられませんもんね。だからもうあこがれに近いんですよね。ええ。沖縄すらいったことないもんなあー。ああ、みてえなあ、生アルベルト。

2007年8月12日日曜日

ガラナ アンタルチカ

 こんばんわ。カナート洛北の輸入酒屋さんには週一くらいでよくいくのですが、この前いったらアマゾンのコーラ「ガラナ」(guarana antarctica)が売っていました。京都でお目にかかるのは久しぶりです。しかしよう見ると国産と表示してあり、製造者の表記も日本語でした。味は一緒だと思います。数缶買い込みました。ガラナは確か果実で、アマゾンで古くからインディオが栽培しているのです。地上に産する植物の中では最もカフェインの含有率が高く、コカの倍くらいあると聞いた覚えがあります。一種の薬か、滋養強壮剤だったそうです。

荒井商事 http://www.arai-guarana.jp/

「BossaNova Playのテクニック」のBBSが・・・

HTTP://www1.u-netsurf.ne.jp/~caourl/vao-bans/

 どーも。このBLOGが開設された経緯についてごく簡単にご説明させていただきます。私が以前作成したweb「BossaNova Playのテクニック」のBBSが、・・もともとBBSと呼べるようなものではなくただの書き込み版のようなもので、それがなんだかわけの分からないたぶん悪意のあるであろう英語のHTTP://の方々から非常に荒らされるようになったのを受けて、それに関してやはり一管理者としての対応を余儀なくされ、余儀なくと書いたものの対応しているのが実のところ問題発生からはや2年くらい経ってしまった現在なんですけどね。

 ところで、ここで一つハッキリさせておかねばならないのは、つまり、こういったBLOGはWEBの掲示板の代わりになるのか、ということですが、この一抹の疑問、皆さんもお感じになられているかと。しかしまあ、ある意味行き当たりばったりなもので、結局あれだ、WEBサイトを訪れた人が何らかの形でコンタクトを取れるような場でありさえすればいいわけですから、ね。

 もちろん、ブログを始めたからには放置ってわけにも参りませんでしょうし、とりあえず何かにつけて更新していきたいです。まず、このブログのタイトルからどうにかしないとって感じですか。それからWEBのほうもそろそろ更新したいなあ。いったい何年かかってんだってなあ。いろいろやること多すぎる、やだやだ。だから、これだ現代人って。



 今日の小トピック、名盤ゲット

 小野リサ「Minha Saudade」1995 BMG
 ・・長らく人に貸しっぱで帰ってこなかったCD。あきらめて、たまたま寄った中古
 CD屋さんで購入。1365円也。

 小野リサ、ヘタウマだな〜〜!!
 (ドーナートのおっさんにはかなわんが・・・)
 
 このCDの中では5曲目のアマゾナスがかなりの出来映えです。