2007年9月23日日曜日

NYベーグル

 吉田神社北側、浄土町というところにある「カフェ・カリーニョ」という店が、ベーグルサンドのおいしいので有名である。久しぶりに立ち寄ってみたところ、ベーグルの仕入れ先が変わったのだと言う。NYでつくり冷凍され、日本へ空輸し、卸されたものだそうだ。大きさも変わらず、値段も据え置き。味も良かった。ただ、種類が少々違っていただけ。ベーグルはテイクアウトできる(具なしは冷凍)。今回食べたのはセサミとポピーシードである。ここのオーナーのKさんの旦那さんがカナダ人で、本物のカナディアン・ベーグルの味を知っているため、仕入れ先の選択にこだわりがある。日本でよくみられるパサパサの味気のないバッタもんベーグルとは全然ちがう。カリーニョではベーグルの他、ポルトガルの料理も提供しているようだがまだ食べていない。またレポートします。最近見ていないがハーフの娘さんはまだちっちゃくてとてもかわいらしい。


写真はトーストしたポピーシードに
マリボーチーズとトマトソースと
サラミハムを挟んだもの。
うまかったです。

店内では無線LAN FREEらしい。
WEB探してみたけど、無さそうでした。
それがまたいいんですけどね。

2007年9月14日金曜日

KNOCK OUT(CUBA)



Knock Out: Lazarito Valdes y Bamboleo & Manolito Simonet y Su Trabuco En Concierto
 今、キューバのメジャーなバンド形態で「ティンバ」というジャンルで活躍しているバンボレオとマノリートという二大巨頭(もう一つチャランガ・アバネーラがあるのですが)の競演によるライブDVD「ノック・アウト」をみました。CDとDVDのセットで2500円とお買得です。競演といっても、二つのバンドは一緒に演る曲は最後しか無く、(盛り上げです)おんなじステージでおそらく前後してやったものを編集してまとめたのでしょう。あまりみない珍しいライブです。「ティンバのガチンコ対決」とありましたけど、見る限り至って仲はよさそうでした。歌の合間合間にはいろんな関係者のコメントが入るのですが、みんなスペイン語で、字幕も英語なので分かりませんでした。

 キューバ音楽って、もっと単調なイメージあるけどすごい変わってきているんだなって思います。根本的なところは同じらしいんですけど。ちなみに私はバンボレオに一票入れます。ボーカルのタニアのカメラ目線がすごいんですよ。ライブですよ言っとくけど、プロモじゃねーんだぞ。びっくりしますよ。歌もうまいです。ついでに。それにしても、ああ、キューバ人てほんまに音楽にうるさそう。踊りとか含めて。キューバ人というのは、奴隷として連れてこられたアフリカ人の部族の中でも、もともと戦闘的な激しい気性だったらしいです。そういわれれば、こんな挑発的な音楽ないですよね。

 買ったのは輸入版なので、もしかしたらフリフリDVDプレーヤー必要かもしれません。うちのは最近買った中国製の奴で、再生いけました。でも中国製品はあれですわ。ここで言うことじゃないですが、まともじゃないのが多いので、まじ気をつけましょう。ソフトはもっと前に買ったのですが、ずっとDVDプレーヤー(前のやつMade in China)が不調で見れていなかった。

 ・・・あと本家ですが、いつのまにかアクセスが5000を超えていました。何も感慨がなくて困っています。

2007年9月8日土曜日

コンサートで寝る話

 どーも。実はこの前、ジスモンチのコンサートでもそうだったんですが、演奏中すっごく眠くなるんですよね。たいがい自分は行くのはライブというよりコンサート形式のばっかりなんですけど、そいっでソロなんですな。始まって30分すぎたらもう、襲ってくるんですよ、睡魔が。聞いてるともう、耐えられないです。必死で集中しようとするんですけど、非肉なことに集中すればするほど眠くなるっていう。曲が終わった時の周囲の拍手でびっくりして起きるんですけど。だから半分くらいソンしてるかもしれない。しかも恥ずかしいし。

 なんで寝てしまうんだろうというのは、これは推測ですが、プレイヤーの演奏があまりにすばらしくって、気持良くなって寝てしまうんだと思うんですけど。普段生の演奏ってほとんど聞かないじゃないですか。そんで意識を集中するわけですよ、それも長時間。椅子に座ってじっとしたままで。そしたら、やっぱり自己催眠みたいな感じで眠くなっちゃうんだろうなと。もう不可抗力ですよ。・・・でも、まわりの人は寝ていないみたいなので、この考えに対してまったく自信が持てない現状です。
以上。

2007年9月6日木曜日

SiCKO

michael moore監督最新作「シッコ」を見ました。今までで一番面白かったです。泣けました。さっそく、家に帰ってパソコンを開き、WEBをチェックしていました。ついでにmixiにアクセスした時、マイケルムーアのコミュに入っていなかったなと思い、検索したところ、マイケルムーアで関係するコミュは5件くらいしか無くて監督の専用コミュにも加入者は千五百人しかいないのを発見して、ショックを受けました。本当に人気ないんですね。あれだけ騒がれていても。

 映画の内容は、アメリカ合衆国における医療保険制度に関するものですが、映画を見る限りひどいものです。日本はまだいい方かもしれませんが、ほかの先進国とくらべて劣っている現状です。少なくともキューバよりずっと遅れていると言えます。SiCKO見ましょう。

2007年9月2日日曜日

イスタンブールのサウンド

Crossing The Bridge
http://www.alcine-terran.com/crossingthebridge/
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2582037

 ちょっと前ですが滋賀会館シネマホールというミニシアターに映画を見にいきました。「クロッシング・ザ・ブリッジ」という音楽映画(ライブ・ドキュメント形式)です。舞台はイスタンブールです。上映は夜のみで、単館なので、ガラガラでした。何にも知らずに見たのですが、内容はすばらしかったです。ただ、結構淡々と追い続けているので、音楽に興味の無い人にはきついかもしれません。私は、あのへんの、ヨーロッパとアジアの境界のよく分からなくなってる地域の音楽にすごく興味があるので大満足だった。あの辺は、どうも世界的にも融合の激しいところです。ブラジルにも似たような部分があります。当然トルコというとイスラム世界を連想すると思いますが、そんな単純じゃなくて、ぜんぜん違っているんだろうなと。何しろ単一民族?にはわかりづらい。
 イスタン、断然行ってみたくなりました。

(例えばこんな人が出てきます・・・「シヤシヤベンド」。彼らはバンドではない。むしろストリート音楽に情熱を注ぐ負け犬のギャングと言って良いだろう。彼らのステージはベイオーウルの路地、歩行者地帯と広場にある。そして通行人のほとんどが彼らの観衆となる。彼らにとって音楽は生計を立てる為のものではなく、開いたギターケースにどれだけ小銭が溜まるかは重要ではない。彼らがストリートで音楽を演奏するのは、 人々の無気力感を癒す為、そして、より良くより正当な世界のビジョンを広める為である。ストリートで演奏することによって、シンナーを吸っている子供から 地位の高い人にまで音楽を届けることが出来る。
彼らは争いの耐えない社会を打ち壊したがっている。路上では人々は目を見合わせ、出会うことが出来る。彼らは埃にまみれようとも、消費社会のメカニズムを 拒否する。彼らの音楽は気分によって変化する。ロックやジャズ風だったり、オリエントの民謡だったり、またはボブ・ディランのように聞こえるソングを歌っ たりもする。音楽が世界を変えることができるという確信が日々の葛藤を乗り越えさせ、彼らを生かしている。社会は彼らを寄生虫として軽蔑し、その才能を認 めることを拒否する。彼らは困難にも関わらず自分達の音楽を演奏し続けることしか出来ないのである。シヤシヤベンドとはメソポタミアの国民的英雄の名前。)