2007年11月18日日曜日

ヒバーチ

 本で読んだ話なんですが、英語で「ヒバーチ」という言葉があるみたいなんです。ヒバーチ、これは何をさす言葉かというと、なんと七輪のことなんです。七輪といえば日本で最もエコでポピュラーなアウトドア簡易調理器具ですが、なんだか思い出しませんか?ヒバーチという語感が日本語の「火鉢」に似ています。これ、実はまったくそのとおりで、どっかのアメリカ人が、日本から輸入した七輪のことを間違ってそう覚えてしまったということなんです。これは向こうの辞書にもちゃんと載っている普通の英単語で、もちろん「ヒバーチ」はアメリカン・アウトドアライフを送る上での定番グッズだという。それにしてもなんか、むずがゆい話です。大昔に何かの勘違いがあったにちがいありません。じゃあ、火鉢のことは「シチリン」とでもいうのでしょうか。??その辺りも気になります。

 私は、とくにアウトドア大好き人間ではありませんが、冬になると七輪で炭を燃やして餅とかたわいのないものをいろいろ焼いたりして楽しんでます。部屋の中でも余裕です。(一酸化炭素が出るのでちゃんと換気はします)暖もとれるし。煙も出ません。しかも癒されます。いわゆる、インドアヒバーチ派ですね。←今作りました。

 燃料は白炭です。大事に使いさえすれば、炭は割と安価です。なによりエコです。長もちする炭はかたい炭です。東南アジアから輸入されるようなやわらかい炭は、火持も悪くなにより森林伐採のタマモノです。出来れば国産の白炭にしたいところです。七輪は、いまでも能登で生産されている「切り出し七輪」が有名なので、それを買いました。いいですよー、炭。みなさんもぜひ。今度、写真アップしまーす。

2007年11月13日火曜日

土屋アンナすげー

 土屋アンナがNHKの番組「トップランナー」でゲスト出演してました。土屋アンナはすごいです。まえから映画とかで知ってたんですけど、彼女の魅力はなんといっても素の顔ですね。一言では言えませんが、すごいナチュラルな感じなんですけど、中性的で、素直で、天然じゃないけどざっくばらんで分けわかんない感じが素敵です。番組中、一番すごかったのが、土屋アンナがホストに「女優業が嫌いな理由はなんですか」と質問されるんですが、素で「待ち時間が長いんだもん」と答えるんですね。映画の主演女優なんて出来るだけでも感謝しろみたいな空気なんか関係ないんでしょうね。そいでホストが二人ともあぜんとしているのを見て、「だいじょうぶ〜?(笑い)これ、使えんの!?」とプロデューサーに逆に質問したりしています。悪気がまったく感じられません。本当にそう思ってるんですよね。とても痛快で会場も、ホストも、私も笑うしかありませんでした。自由なんだな〜

 アメリカ人とのハーフで、好物はエイヒレで、なんと子供ひとり、生んでるらしいです。土屋アンナの人生の80%は音楽で、残りがモデル業なんだそうです。英語はほぼ喋れないそうですが、英語の歌詞の意味が分かんなくても別にいいじゃん、歌ってて何言いたいかが分かれば、というスタンスに励まされました。ビジュアル系だと思って多少ケイエンしていたんですが、自分の中で一気に彼女のイメージが良くなりました。なんかどっかでロシア大使関係の副業やってるって聞いたんですけど、ロシア人のハーフじゃなかったんですね。

 さっきNHKを見ていたら、イタリア語会話教室のホスト?をつとめていました。ハーフだし顔とか特徴があるからわかりやすい。結構、様になっていました。みてると元気でますね。見ててうっとりするとかじゃないし、癒し系でもないんですが。

2007年11月6日火曜日

The Insects Unlisted Onthe Encyclopedia

 11月某日、三木聡監督の「図鑑に載ってない虫」(http://www.zukan-movie.com/)を見た。長編映画としては監督作「ダメジン」「イン・ザ・プール」「亀は意外と速く泳ぐ」に次ぐ四作目に当たる。内容はというと、ドラマの時効警察や、監督作四本のうち一つでも見たことがある人ならばほぼお分かりと思うが、あいかわらずだった。これのキャッチコピーが「禁断のコメディ」。ああ、こんなんで四本もとっちまってホンマに。

 そういう内容なので、京都では夏頃に京都シネマで一週間ちょいくらい上映しただけだったので見逃してしまっていたのだか、ラッキーなことに何故か・・いまごろ「滋賀会館」というRCSみなみ会館の姉妹映画館で見ることが出来た。映画の見どころは主演の伊勢谷ユースケ、菊池凛子、そんで松尾スズキらお馴染みユルユルのメンツだろう。たぶんほんとうにどうでもいい内容なんだろーなーと思いながら行ったのだが、予想をこえる下らなさ、しょーもない内容、不条理ギャグに頭がはげるかと思いました。

 滋賀会館へは以前一回だけ行ったことがあったのだが、そのとき行き方がはっきりわからなくて時間にギリギリだった教訓を生かして、多少早く出たのだが、今回はもっと大きなミスをしでかした。三条京阪の駅から滋賀方面にでる地下鉄(東西線?)に乗り、山科でJRに乗り換える。そこから一駅で大津につくはずだった。しかし私がついた駅は「西大津」。なぜ?! それは、湖西線と琵琶湖線を乗り間違えたからだ。大津に行くのは琵琶湖線。西大津で唖然としてから、駅員に大津への行き方を尋ねたが、あと五分で上映がはじまるというのに、いまから湖西線を待って山科へもどり、そこで琵琶湖線が来るのを待ち大津駅前の映画館に歩いてむかっていたら何分かかるかわからない。

 一瞬帰ろうかと思ったが、やっぱりそんなのはバカバカしいと思い、そこで降りて客待ちのタクシーを拾った。運転手が10分で着くと言ったからだ。実際は、競艇が終わった後の駐車場からでてくる車の波に飲まれて13分かかったが。運転手はずいぶん言い訳していた。朝っだったらね〜。空いてるから六、七分だよ。とか。タクシー代は1250円だった。映画のチケット代はRCS会員なので千円。(高くついた)まあ、でも案外早く着いたと思った。映画は本編のまえに予告編が必ずあるから、少しくらい遅れても大丈夫と思った。でも、主人公の上司役である水野美紀編集長を見ることが出来なかった。畜生。

 映画が終わり、映画館から大津駅まで数分の道を歩きながら、ここまで来るのにかかった交通費とチケット代を頭の中でざっと計算し、さっき見た映画の内容を思い返しながら、ここまでして見るべきものだったかどうか冷静に考えてみたが、ついに結論は出なかった。