2012年11月6日火曜日

西楽寺2

一昨昨日、Z寺のOさん夫妻に静岡県に連れてって頂きました。本当は連れてって頂いたのでなく、Oさんのご友人のつてで、とあるお寺のイベントのコンサートに出演することを依頼されたので、フルートを吹くから伴奏してほしい、という非常に畏れ多い話を頂いたので、そのため事前にOさんと練習を重ね、本番の日を迎えたというわけです。

Oさん、そして奥さんも同行し、当日は朝から京都駅で待ちあわせ、いざ新幹線に乗り込みます。こんな経験は人生で・・多分なかったなあ。

場所は、浜松の駅からJRで4駅の袋井市というところ。駅からはコンサート会場である西楽寺ご住職の送迎つき。なんかVIP扱い?です。なんか緊張してくる。





演目は、まずOさんが能管を吹き、次にお琴の先生とジョイントをし、後半ではソロでOさんがバッハの曲をやり、次に伴奏付きでバッハのフルートソナタをやり、あとはカルメンの変奏とショーロを一曲。もし時間があったら皆さんよくご存知の「故郷」。そのバッハからラストまでのギター伴奏を担当しました。

西楽寺、本堂に着いてみると、予想を超える古めかしい立派な建物。え?!この中で演奏するの!!

かなり緊張が高まるなぁ・・

(でも一応、平静を装う)

本番までの時間、ご住職の宅の中の一間を楽屋かわりにつかわせてもらい、練習不足な点を確認し、フルートと簡単に合わせたり、ギターになるべく触っておこうと。

なんせ、バッハですよ。クラシックだよ。で、本気で人にそういうの聞かせるの、ちょっとまだ早いよねという臆病な自分もいて、うーーん、とても気が気でなくなってきます。

(まあ、一応引き受けちゃったので、もうどうしようもないんだけど。)

もう11月だ。夕方は寒くなってくる。会場となる夜の本堂は、もっと寒いだろーなー。手が動くかどうか心配。
早めに会場で一応の音出しをし、(PAは基本なし)椅子のたくさん並んだ会場で、忙しく人がまわり、時間が通りすぎるのを眺めます。
日が暮れる頃になると、ぞろぞろとお客さんが集まってきました。
だいたいは、おじちゃんおばちゃんらである。もちろん若い人もいる。歩いてこれる距離から来てくれているに違いない。車で来ている様子では無いようです。

さあー、ついに本番の時間がきました。
でも膝は震えませんでした。よかった・・。

夕方6時からの開演で、自分の演奏は7時半をすぎるくらいになりました。


(西楽寺3に続く)

0 件のコメント: