2011年4月7日木曜日

やはり自分の問題

やはり、原発のことは国や、電力会社や、発電メーカーのなど組織、団体や企業にすべて責任がある、とするのは道理ではないのかもしれない。
これは自分らの欲望のあり方に深く関わっているのかもしれない。
つまりこれから人のココロの問題と捉えていくことになるのかと。

私たちがついこの前まで信じていた「幸福」は一転して「不幸」に変わる、ということを目の当たりにしたのだから。

こないだまで、私たちは電気は無限に作り出されるものと勘違いしていた。
海外の後進国でよくあるような、家で唐突に水道がとまったり、電気が落ちたりということはまず日本では、ない。なかった。

しかし、その前提があったから、経済は安定して、人々が自由で、生活を設計できたり、工場は計画的に稼働できたり、みんなが一斉に家に電気をひいたりしても全く問題が起きなかった。でも、それが原発のおかげだとは、ほとんど誰も考えなかった。

しかも、電気がたりないというだけでは終わらない。

その電気をつくり続けるはずの巨大な技術は、じつは未来にまで毒を吐き続け、人の健康を蝕み周囲を不毛の地にしてしまう悪魔の施設。ヘタをすれば日本以外の国にも被害を及ぼす可能性も。日本は加害者になりうる。いや、すでに立派な犯罪国家。

もう過去は戻らない。

自分が、どれくらいのエネルギーで生きられるのか、どこまで自分の欲と向き合えるのか・・

たとえば、パソコンは捨てられたとしても、冷蔵庫、冷凍庫なしの生活というのは非常に厳しい。やっぱり、音楽もききたいと思うし。


追記
最近、エレベータにひとりで乗ると怖い。
いつ地震があって閉込められるかと思うと。

もう一つ、実家の群馬方面に帰れなくなると、さらに嫌だ。
そんなこんなで、なかなか元気を回復出来ていない現状。

Ate Logo!!


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