2013年1月17日木曜日

No Te Compliques /En La Calle (NG La Banda)

No Te Compliques / En La Calle (1988)




こんばんは、自分の中では確かもうレビュー済みな気でいたのですが、まだブログに書いていなかったので書きます。(もしかしたらブログ始める以前のウェブに書いていたのかもしれない。)

キューバ音楽史に名を連ねる伝説のバンド(まだあるのかな?無いよね?)
「エネへ・ラ・バンダ」 NGはヌエバ、ヘネラシオン。ニュージェネレーションという意味です。

このバンドが音楽シーンにあたえた衝撃は凄くて、与えた影響は計り知れない、らしい。
ティンバ(キューバの音楽のジャンル。いわゆるハードサルサ)の源流になったのもNGでした。

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NGの1stアルバムは1988年に製作されたそうです。発売はカセットテープでした。当時の日本で、もっているのはほんの一部のマニアだけだったそうです。

このCDは、ファーストとセカンドアルバムを一枚のCDにおさめた編集盤で、2005年発売で、今は廃盤です。
1stアルバムは、カセットでしかも少量しか売り出されなかったことから、ほぼ入手困難で「幻のアルバム」と称され、キューバ音楽マニアが唾を飲むような存在だったそう。


リーダーは、エル・トスコ(José Luis Cortés)で、Los Van Van や Irakere に在籍していたフルーティスト/作曲家です。イラケレのブラス・ホーンセクションをそのまんま堂々と引きぬいて(え!?)NGを結成しました。だから「恐怖のブラスセクション」という売り文句だったそうです。


このアルバムに参加しているのは、まさに天才のよりすぐりといった人たちばかりだったみたいで、ボーカリスト、イサック・デルガドはいまティンバ/キューバン・サルサのスターで。クリマックスのリーダー、ヒラルド・ピロートはここでドラムを叩いている。ここを出ていったスターミュージシャンはまた次世代の音楽をリードしているというわけです。


うーん、まず、ほぼ見つけられない音源を紹介してしまった。軽い自慢(スマン)。
興味ある方は、ユーテューブなどで気軽に検索してみてください。


参考サイト
http://www.timcuba.com/oldarchives/cgi-bin/disc/articles/020.html




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