2017年2月12日日曜日

Gran Feudo Crianza2009

 [Bodegas] Gran Feudo Crianza

北スペイン、ナバラ地方のワインだそうです。
テンプラニーリョ70%、ガルナッチャ25%、カベルネソーヴィニオ5%

個人的にはウマイと思いましたが、果実味がよく感じられること、バランスの良さが自分の舌にあっていたと思う。とくに強烈なとこはない。どちらかと言うと品の良さを感じます。

値段 ¥1,500くらい
購入は、やまやで。
情報→https://www.amazon.co.jp/dp/B004NNK1X6

スペインのワインって、ぶどうの品種はテンプラニーリョが主流なんですが、長期熟成に向くタイプで、味がしっかりしていて、スペインのカベルネ的な存在。
スペイン代表・テンプラの前にはフレンチカベルネSと、ニューワールドのワイン群が同時にライバルとしてそびえ立っており、立ち位置的に非常にアレなわけです。
(アレってなんやねん)

この品種はつまるところ、酸と糖が控えめなので、どうも同じクラスのワインと飲み比べると、パッとしない味に思われてしまうのではないでしょうか。ほかの品種のワイン差別化を図ろうとするときに不利な気がします。

かの有名なリオハのテンプラニーリョで作られたワインはボルドースタイルと評されるように、熟成によって味わいを高める高級ワイン志向なわけです。
なのでなかなか、安旨ワイン探しの投げ網に引っかからないんですが

今回のワインは2009年ということで、少なくとも7年が経過しておる。しかも値段も全く手頃だったので買ってみました。

テンプラニーリョ味の特徴として、土臭さとか、野性味という形容がなされますが、そういうのはないです。カベルネがやっぱ近いのかな?でも、カベルネってあまり実は好みじゃない(笑。
シラーを飲んでいるよな感じもしました。そっちのほうが納得。

肉、スパイシーな料理、トマトソースなどに合いそう。

赤ワインでコストパフォマンスが高いのは折り紙つきなので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。


解説:いつもリオハの陰であまり目立つことのなかった地域。その一つがナバラです。醸造所チビテはそのナバラのフラッグシップということのようです。

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