2017年2月11日土曜日

去年の出来事 ダイジェスト版・2 ドアベル

昨年の出来事パート2

2016・秋に制作した
木工・制作物です。


玄関のドアベルです。




初代ドアベルは、入居時に第一に作らねばと作ったはいいが、一応鳴るは鳴るもが、すぐに鳴らなくなるし、引っ張る力の入れ具合によっては、鳴らないベルだった。

ヒモで引っ張ると、ヒモに直につながれたベルが垂直上昇し、手を放すと落下し障害物にあたって音を出すという仕組みだったんだけど・・。
自分でやると鳴るけど、他人にやらすと、うまく鳴らない。


つまり、「鳴らすコツ」がわからないと鳴らせない鈴だったのである。
じゃあはじめて訪問する人は、どうするかというと、結局のところ半分以上の人は引くことは引くが、シケた音でしかベルを鳴らせないのです。
最初は、そんなもんかと思ってましたが、
そのうちにしけた音を聞くのがイヤになりました。

大体、ベルが鳴り響くのは室内だから、ちゃんと鳴っているかどうかを、鳴らしている人間自身が確認できないのだね。
そういう不良品を作ってしまったのは自分なので、やはり直さねば、というか、全部つくりかえたのが現行作品であります。

このベルは先代に比べ大幅に改良してあり、まず、引くヒモの張力はまずバネを伝わってテコの原理でベルを揺らす、と同時に先っちょに取り付けた金属製の洗濯バサミが咥えた十円玉が、揺れるベルの首根っこをツツツキのように突っつく。それでベルが鳴る仕組み。

そんなこんなして。試行錯誤の上にできました。


年末、ベルが落下するという危険な事例があり、落下防止のための救命ヒモをつけました。あぶないあぶない。

また、洗濯ばさみの取り付け部分がマグネットのため、左右ずれて鳴らなくなる事例続出のため、マグネットを補強の上、ぶれないよう金属板を付けた。(2/10)

ベルを鳴らすだけの単純な構造なので、もっとシンプルなのができるはずなんですが、やけに不格好になってしまいちょっと恥ずかしいです。
でもいい勉強になりました。

どうか、今後も恒久的に?ベルが鳴り続けますように・・。
(もう作り変える気がほぼない。壊れない限りは)

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