2016年12月29日木曜日

料理の疑問

こんばんは。

考える自称調理人・四奈川です。

と言うのはウソで、調理人ではなく、調理師の資格を持っている調理・兼生き物・兼雑用係のシナガワです。

24日の夜に、自宅でささやかな食事の会を行いました。
我々夫婦合わせ、計6人参加予定だったのですが、諸処の事情により4人に減少しましたが、無事に開催することが出来ました。

その席で、
「どうやったら、こんな風にこまめに料理できるようになりますか?」
(うろ覚えですが、こんな感じの質問)

と一人の女性の方から、質問されました。
これは今までにはなかった展開で、女性から、こういう質問が飛んで来ることはまったく予期していなかったので面食らったというかカウンターパンチを食らったボクサーのようによろけながら「一人ではやる気にならないです。」などと酔った勢いで口走ってしまいましたが、妻からの指摘を受けそれが失礼に当たるということに、今更気がついた次第です。反省。





だいたい、その日の料理だって、それほど手の込んだモノがでているわけではない。メインはチキンカツ(インド風・簡単バージョン)であり、冷凍ストックしてあったチリコンカンに、サラダはベビーリーフとミニトマトだし、惣菜はレンズ豆煮て、調味料であえただけ、生ハムはサラダに盛り付けただけ、スープは牛乳とキノコペースト(冷凍)を煮ただけだ。おまけにパンとチーズは切っただけで、パパドはグリルで焼いた。参ったか。

まあ、パーティ用の料理だから、一品出して終わりということには、
さすがに出来ないわな。それなりにやりましたけど、全然ラクなもんです。

料理で重要と思われているところ、工夫や知恵というのは一言ではあらわせないでございますね。コツとか・・そういうのが何かあるらしいんですがホホホ
ていうか、そのあたりは人それぞれ過ぎて、主に個人的経験によるものだから、ほっておいて良い・・かな。

要するに、その日のメニューを思い描き、想像の絵を書いて、調理に必要な時間や段取りを予め計算し、食べる時間から逆算するのが、そのパーティの料理の秘訣といえます。

流れるように調理出来るようになるには、修行が要ります。
目下私は修行中の身なので、らしいコメントなどはできませんが、
べつに流れるようにしなくても、料理は完成する。
完成するために、材料を揃える、具を切りそろえる、段取りを考えるとかは、だいたいどこの本にも書いてあることです。

たった今思いついたのですが、大事なのは、気に入った料理を何度でも繰り返して作るということは、非常に大事かと思います。

私は、新しい料理に挑戦するのは好きなのですが、なれていないので失敗してしまうこともあり、そういうことが悔しいので、二回、三回、四回と作ってみたりします。(諦めも早いので、一回で終了することもしばしば)

NHKの長寿番組・ためしてガッテンを帰省中にたまたま見てメモした、焼きそばのレシピは飽きるほど繰り返して作りました。一人暮らしだったので、単純で飽きず、美味しく、安く、すぐできる料理が必要だったのもありますが、作り続けているうちに料理というのは自然に進化していきました。最初に基本を押さえたやり方をコピーすると、何事にも応用できるようになると思います。

料理には何も客観的な答えはないのです。
そこは自分で出せばいいのです。たぶん。
ただ、お店を開いて、客さんからお金をもらうというと、また違う次元の話になるんじゃないかと、思いますが。

自分だけを満足させるのであれば、そう難しく考えることはないですね。
要するに、結果はどうであれ過程を楽しめば、いいわけです。

ちなみに、自分は買い物してるときが一番、楽しい!!

Ate Logo!







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