2012年1月19日木曜日

緑の毒/ 歌うクジラ

久々に読書(小説)。

『緑の毒』 桐野夏生

電車の中で三時間で一気に読みきった。
流れが、メインのキャストを中心に集約していてで読みやすかったし、時系列もわかりやすかった。カタルシスもあった。女神記や、INに比べるとはるかに構造は単純だった。本気の読者は物足りなく思うかもしれない。

次は、ナニカアル、とポリティコンを読む予定。


『歌うクジラ』 村上龍

うーーん。ものすごく、ものすごく読みづらい。これほど読みづらい小説に出会ったことがない。私は、集中すると結構早く読める方だと思う。でも、この本、読み始めて何ヶ月か経つのに一向に読み進められない。トホホ。まあ、上下巻あって長いんですけど、それにしても、こんなよみづらい小説をよくぞ書いてくれたもんだ。村上龍・・。なんで読みづらいのか、知りたい人は、本屋で立ち読みしてみてください。たぶん10人に9.7人までは読む気なくします。売る気あんのか。

まだ読みきれなくて、下巻があと100ページも残っている。ラストが想像つかない。あーしんどい。でも面白いよ。




ほか
養老孟司の大言論
「嫌いなことから人は学ぶ」Ⅱ

読み途中。
・・年寄りは説教臭くなる、の典型。生き証人ですわ。
でも、この人の云う事なら、どっか正しいだろ、みたいに思ってしまいます

パラパラ飛ばし読みしてみて、ふともしかしたら、かなりイケてるかもしれない、先生のこの本。と直感的におもった。書きおろしだし
「学問の格闘」くらい。いやもっとかな。
まだサワリだけなんですけど。

やっぱ、頭のいい人の文章は、疲れる。


「運を超えた、本当の強さ」桜井章一、羽生善治対談)


雀鬼と呼ばれた麻雀界の恐るべき異端児と、言わずと知れた棋界の羽生名人の対談形式(正確には、羽生名人がインタビュアーを務める)。

なかなか、凡人には理解しがたい世界が繰り広げられています。
実用的な本と云うよりか、寝る前にぼーっとしながら読むのがイイ気がする。
(ようわからんな)


最近ほんとうに本が読めない。パソコンのせいだと思う。パソコンを捨てたら、読めるようになるだろう。それしか情報源がないから。

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