2015年5月28日木曜日

今月は見逃してください

こんばんは。

どうも5月は、ブログを書く余裕が全くなかったようで、もう月末28日にもかかわらず、今月は二本目のブログ記事アップになります。

仕事ばかりで何もしなかったわけではなくて、外で食事もしたし、映画を見に行ったりもしました。


見に行った映画は宮沢りえ主演の「紙の月」





産業会館7Fの京都映画センターにて、5/23日、1000円で公開してました。
(ガス鐙と二本立て)
ウチの嫁様と見に行ったんですけど、見終わった直後に
つぶやいて一言
「本当につまらなかった・・。」と
酷評。

理由は、ヒロインに感情移入するところが全くなかった。
何故かと言うとこれは、ヒロインがどういう心理であれほどの横領をするに至ったかの説明が不十分である点。
あとは、結局のところストーリーの軸である「女銀行員が横領したカネを使い込んだ」という線からまったく逸脱できない点で、視聴者はひたすらそこをなぞってゆくしかないという退屈さのせいだと思う。


これは、どう語ったところで何ものこらないので、終了します。
(個人的には、近藤芳正さんの演技は、名演であり、見るに値しますという感想)



で、気を取り直し
ずいぶんと前に見た映画なんですけど、
パトリス・ルコント監督の「暮れ逢い」という映画を見ました。



これはすごく良かった。
なんといっても、映画の最後に、ルコント監督本人の!!
トークショーがあったことなんです。
(この時のインタビュー役の男がまったく出来の悪い評論家で、台無しでしたが)

http://www.kure-ai.com/

この映画は原題が「A Promise」だったはず。普通に訳せば「一つの約束」ということです。ずいぶん意訳しましたね。
キャストは全てイギリス人俳優。
時代背景は戦時中で、舞台はドイツ、言語はすべて英語です。
かなりワールドワイドを意識した映画作りになっているわけなんです。

パトリス ルコント 監督

これは、京都三条の文博の中のシネマで見ました。
映画のすばらしさは、ここで語るよりも見たら分かることなので必要ないのであえて書きませんけど、トークショーでのルコント監督の知性とユーモアと、昔話をまじえた苦労?話に感動しました。撮り終えて、近日中に本国で封切りになる新作映画のことについても報告してくれてたんですけど、日本で公開されるのかなあ・・・?



あと、劇場で見たんじゃないけど
舞妓はレディ
という周防監督の過去の話題作をDVDで見ました。



タイトルと内容はマイ・フェア・レディのパクリ(あ、パロディと言うんでしたね)らしいのですが、その本物を知らないのでたぶんかなり損してるとは思うんですが、その分を差し引いても面白い映画でした。京都を舞台にしているので身近に感じられたし、またヒロインがすばらしいので(嫁様大絶賛中)、これはストーリー云々よりも、とにかく登場人物を見てあーだこーだいってるだけでも楽しめる映画内容で
ぜひ、見ておられない方におすすめです。
(京都好きの方にも)


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ということで、映画批評をいっぺんに三本も書いたということで、
今月は お見逃しください 〜
m(_ _)m

Adios!!





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