2014年4月4日金曜日

ジェノバへ ②

さらにローマ空港から、飛行機で約一時間。

ジェノバ。コロンボ空港に到着(コロンボとは、コロンブスのこと)

ココに来て初めて知りましたが、ジェノバはあのコロンブスの生地であるそうな。
ジェノバは、フランスに近い海沿いの港町だ。
ミラノや、トリノといった大都市と名を連ねる。

歴史的にも、「ジェノバの商人」たちは地中海で大きなポジションを占めていたらしい。
(詳しいことは知っりませんがいろいろとあったようです)



さて、深夜に着いたので、ホテルまではタクシーで移動します。
実は今回、伊語をあやつる連れが同行しており、自分では一言もまったく喋らずにことがズンドコ進んでいくという、海外旅行で苦労ゼロの嬉しい悲鳴が、けたたましく鳴り響いております。

ホテルの予約も、チケットの発券も、すべてお任せ
ホ・ホ・ホ

(すいません・・)


王宮の庭・噴水の周囲に描かれたモザイクの敷石




気を取り直して、あくる朝からジェノバを観光しにいきます。
あいにく、天気は曇り。

プリンシペ駅前から、市街地への通り(バルビ通り)を歩いてゆく。
このバルビ通りは、毎日歩きました。多い時は三往復くらいはした気がする。ここを歩かない日はなかった。

でもバルビ通りは、ジェノバで一番薄暗くて、狭苦しく、一方通行だし、なんか緊張する通りだった。なんか、重々しい雰囲気がありましたね。両側にとても高い建物がそびえ立っていたから(「王宮」「博物館」「ジェノバ大学」)だよね〜、まさに壁と壁に挟まれたような道です

バルビ通りは、ジェノバ大学前の通りだけあって、いつも人通りが多かった。
その人通りもあって、日銭を稼ぐ哀れなアコーディオン弾きのおばあちゃんも毎日、路上演奏していました。

そこを抜けると、ケーブルカーの発車駅や、港の商店街の通りやガリバルディ通りにアクセスするカイローリ通りがあり、パッと雰囲気がひらけた感じに変わります。

バルビ通りから感じていたんですけど、海と正反対の北側がすぐに山になっているのが分かります。そして海側は下りの坂道。
かなり急斜面で、山側の建物群は、ほぼすべてがその斜面の上に建てられているのだという事がはっきり分かる地形。

トゥルシ宮
まさに日本の「神戸」を圧縮したような都市です。
しかも、みな年代がすこぶる古い。

この日は結局、あまり冒険はせずに、フェッラーリ広場という中心部からぐるっと海の方へ市街地を回って、ひと通りどこに何があるかをチェックしたり、食事したり、買い物を楽しんだりということに終始しました。

ジェノバ人・御用達・お菓子店



あ、ちょうどドゥカーレ宮にて催されていた「ムンク展」にも行きましたー。
印象的だったのが、黒人の傘売りが傘をたくさん持って、雨待ちをしてたことかな。


あと、もうひとつ大きな収穫といえば、テアトロの裏側にCOOP(コープ、スーパーです)
を見つけたことです。見つけたというかインフォメーションの姉様から聴きだした情報だったのですが、聞かなければ到底わからないところにありました。


このコープには何回か通いつめ、日本へのおみやげの多くを仕入れることになる。

(写真は、後日アップします)




また次回。

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