これでも一人暮らしをはじめて10年以上。この国ではまわりを見渡せば、外食産業が猛威をふるい、それにそこらじゅうのスーパーやコンビニが24時間態勢で弁当や惣菜を用意してワンルームの住人たちを舌なめずりし待ち構えている中で、・・自分的には料理は、ヒマを見て作ったり作らなかったりで、、料理は興味の分野でもあったのでそれなりに本買ってみたり、調理師免許取ってみたりで試行錯誤もありーので、ここまでやってきたわけですが、去年くらいまでを振り返ってみて、気づきました。ずーーっと、どうすれば美味しい料理になるか、ばっかりを考えて来たことに。ところがここ半年くらいでずいぶん考え方が変わりました。手抜きでもいいんじゃないか。そんなにがんばって、おいしくする必要はないのではないか。そこでじゃあ「まずい」料理とは何じゃということ。
なんでかというと、これほどグルメの情報が溢れる中で、もちろんテレビや情報誌から私たちは自分らの知りうる範囲を超えた美味しさを持つ料理が世界に多数存在することを知り、恐れをなしているが、実は、人間の味覚というのはものすごく適当だという統計があるからです。たしかテレビで見たのですが、微妙なおいしさの区別を明確に判定できる人は全体の4割に満たず、世の中で最も味覚の感覚が鋭いのは10代後半から20代にかけての女性だということです。また脳が感じる食事のおいしさは、盛り付けやサービスなどの見た目や、時間帯、その時の体調や性別&年齢、好き嫌いも含め事前にもっている情報などに大きく左右されるため、舌の上で感じられる美味しさはほんの僅か。味覚とは何とも頼りない器官なのです。
どうやっておいしさを感じさせるか、という考え方はもはやプロの管轄であって、つまりプロというのはおいしさを金に換算する人たちであり、それを自分で作る料理に単純に当てはめるのは間違いではないかということだ。だからとりあえずの問題は、どうやって「まずくない」料理、ひとまずカタチになるそこそこ以上の料理を作れるかということでは??。
それには、まずい料理になるための条件をあげていき、出来るだけそれを排除していくことで料理は八割方おいしく感じられるのではないかと。そういう条件を一つずつ挙げていくとキリがないが、最低限のレベルの考え付くのからピックアップしてみましょう。
** まずい料理の基本 **
1/ 時間をかけ過ぎ
2/ 調味料(の量)を間違えている
3/ 材料をけちっている
4/ 組み合わせがひどい
5/ 見た目が悪い
6/ 嫌いな人が目の前にいる
7/ 食べる前に飲み過ぎ
8/ 異物が混入している
。。。
この条件を一通りクリアしていれば、オッケー。たぶん
2 件のコメント:
もそまさん、調理師免許持ってるんですか?!
いやはや、毎度ながらビックリさせられます。
調理中の事故なんてないじゃないですか。
→爆発
調理師は筆記で通るんですよ。実は。
知ってました??
爆発もありますよ、たまーに・・
なんせうっかりものですから。
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