2012年12月10日月曜日

仏壇だった、PBS SPEEDI

JBPress イノベーション
フリージャーナリスト烏賀陽 弘道氏による記事

(1)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36232

(2)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36338

に続く 第三弾 
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36651


ウオッチング・メディア
「仏壇」と同じだった原発事故対策システム専門家不在の調査委員会が覆い隠していること

JBPress


記事のまとめ読みは

http://jbpress.ismedia.jp/search/author/烏賀陽%20弘道

よりどうぞ。


この記事を読んで、一番違和感をかんじることは、高級官僚たちが本気で「原発事故なんか絶対起こり得ないんだ」と豪語しているること。起こっちゃ困る、とか起こっても大丈夫、とかならまだ理解できるが、「起こるわけない」と主張を曲げなかった。だから、彼らの中では今でも、「あれは津波のせい。まあ放射能は出たけどそこまで来にしなくて良い」という考えから抜けることが出来ない。また、おそらく「自分がもっとやるべきことをやっていればこうはならなかった」なんて考えもないだろう。「地震さえこなければ、これまでずっと上手くいっていた、おれの人生は安穏で終わったのに」そんなんだろう。

もちろん私を含めた国民のほとんども3/11以前にはそんなことには露ほどの興味もなく暮らしていて、事故をきっかけに「原発の放射能のうんぬんかんぬん」に耳を傾けたりするようになっただけで、基本の日本のあり方はさほど変わっていない。
これらはすべて優秀な官僚の方々、政治、メディア界の情報非公開のおかげである。


「何とか廃炉を避けたいと思ったのでしょう。原子炉を助けようとして、住民のことを忘れていた。太平洋戦争末期に軍部が『戦果を挙げてから降伏しよう』とずるずる戦争を長引かせて国民を犠牲にしたのと似ています」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35339?page=4

久しぶりに、岸田修の「官僚病の起源」でも読み返してみようかな。

Boa Sorte!!

0 件のコメント: