さっき、帰り道の北白川通の下り坂を全速力で飛ばしていたら、ファミマの目の前の道路に猫が死んでいた。
明らかに車に轢かれた猫は山吹色で、その倒れた惨い姿の前にまだらのあまりかわいくない猫が、立ちはだかっていた。友達を守っていたのだろう。最初、道の真ん中に居て、こちらを凝視し少しもどかないこの猫は何をしているのだろうと思った。
すぐ気がついて、慌てて引き返す。猫は血まみれになって目が飛び出ていた。即死だったと思う。辛くなって、逃げ出そうかと思ったけど、まだらの猫が、また道路に出てくると、ここは車がスピードを出すし、危ない。
脇をみやると駐車場の車の下から、さらに二匹ほどの猫が心配そうにこちらを伺っている。やはり友人をなくしたのだった。
自分の飼っていた以前の猫を彷彿とさせ、あんまり不憫だったので、数分ためらったけど遺体を駐車場のそばにおいた。そうとう出血したらしく、手が血で汚れた。また持った時に背骨とかバラバラだった感触があった。暖かさがあったから、ほんとに事故がおこったばっかりのタイミングで通りかかったのだ。
しばらく遠目に眺めていたら、まだらの猫が一番仲良しだったのだろう、ずっと遺体のそばについている。悲しかった
何もしてあげられなかった。ごめんなさい。
暗くなってしまった。
Ate logo!!
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